top of page

フリーランスの自転車配達員とITエンジニアを労災保険特別加入の対象に

労働政策審議会は、フリーランスとして業務を請け負う自転車配達員とITエンジニアを労災保険の特別加入制度の対象に追加する改正省令案要綱について、おおむね妥当とする答申を行いました。


企業に雇用されず、個人事業主としてフリーランスで働く人の法的保護の在り方について、2019年12月の労政審労災保険部会建議では、社会情勢変化を踏まえ、適切かつ現代に合った特別加入制度の見直しが必要と指摘。


翌20年7月に閣議決定された成長戦略実行計画でも、労災保険制度のさらなる活用に向け、特別加入制度の対象拡大を図る方針が示されていました。


改正省令案では、フードデリバリーをはじめ、原付自転車または自転車で行う貨物運送を「一人親方が行う事業」として、ITエンジニアが行う情報処理システムの設計等の作業を「特定作業従事者」として労災保険の特別加入制度に追加することとしています。


加入手続きにあたっては、一人親方および特定作業従事者の加入は、いずれも現行制度の第2種特別加入に区分されるため、特別加入団体(承認済みまたは自ら新設)を通じて手続きを行う必要があります。


厚生労働省では7月中旬に改正省令を公布し、本年9月1日から施行する予定としています。

   

最新記事

すべて表示

2024年10月以降の短時間労働者に対する社会保険の適用拡大について

2024年10月以降、短時間労働者の社会保険の適用範囲が拡大されます。 これまでは、厚生年金保険の被保険者数が101人以上の企業が対象となっていましたが、 2024年10月より、厚生年金保険の被保険者数が51人以上の企業で働く短時間労働者も、 加入要件を満たせば社会保険への加入が義務付けられます。 1.加入要件 厚生年金保険の被保険者数が51人以上の企業で働く短時間労働者で、 下記要件に全て該当す

協会けんぽの健康保険料率について

協会けんぽの健康保険料率および介護保険料率は、2024年3月分(4月納付分)からの 料額表が協会けんぽのホームページで公開されています。 なお、介護保険料率は、全国一律の1.60%となります。 令和6年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます 令和6年度保険料額表(令和6年3月分から)

障害のある人への合理的配慮の提供の義務化について

2024年4月より障害者差別解消法が改正され、これまで努力義務であった 事業者の障害のある人に対する合理的配慮の提供が義務化されます。 この改正により、障害のある人からバリア(障壁)を取り除くために、何らか の対応を求められた場合、事業主は合理的な配慮をすることが求められます。 1.対象となる事業者 本法における「事業者」とは、商業その他の事業を行う企業や団体、店舗であり、 目的の営利・非営利、個

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page