厚生労働省より「キャリアアップ助成金」について、令和4年度の変更点の概要資料が示されました。
【令和4年4月1日以降 変更点の概要】
□正社員化コース・障害者正社員化コース
・有期雇用労働者から無期雇用労働者への転換の助成が廃止されます。
□両コース共通改正事項
(1)正社員定義の変更
・「賞与または退職金の制度」かつ「昇給」のある正社員への転換が必要となります。
(2)非正規雇用労働者定義の変更
・「正社員と異なる雇用区分の就業規則等」が適用されている非正規雇用労働者の正社員
転換が必要となります。
□賃金規定等共通化コース
・対象労働者(2人目以降)に係る加算が廃止されます。
□賞与・退職金制度導入コース(旧諸手当制度等共通化コース)
・諸手当等(賞与、退職金、家族手当、住宅手当、健康診断制度)の制度共通化への助成
を廃止し、賞与または退職金の制度新設への助成へと見直されます。
・対象労働者(2人目以降)に係る加算が廃止されます。
□短時間労働者労働時間延長コース
・社会保険の適用拡大を更に進めるため、以下の措置が取られます。
(1)延長すべき週所定労働時間の要件を緩和 (週5時間以上 → 週3時間以上)
(2)助成額の増額措置等を延長 (令和4年9月末 → 令和6年9月末(予定))
詳細は以下のリーフレットをご覧ください。
厚生労働省
※令和4年度予算の成立及び雇用保険法施行規則の改正が前提のため、今後、変更される可能性があります。
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